ワンピースに登場する女性キャラの多くに花の名前がついていると話題になっています。
具体的にどのキャラクターにどんな花の名前や由来があるのか気になりますね。
またワンピースは花の名前以外にキャラクター毎にイメージ花も設定されていますが、何か関係はあるのでしょうか。
このページでは以下のようなことがわかります。
- ワンピースで花の名前がつく女性キャラがわかる
- どんな花の名前や由来があるのかわかる
- なぜ花の名前がついているのかわかる
- 花の名前とイメージ花の関係性がわかる
- 花の名前がついていない女性キャラやその理由がわかる
結論からお伝えすると花の名前がついている女性キャラクターはナミやニコ・ロビン、ネフェルタリ・ビビなどがいます。
どんな花の名前で由来は何なのか、イメージ花との関係や花の名前がついていない女性キャラや理由についても併せて解説していきます。
ワンピースで花の名前がつく女性キャラと名前の由来は?
ワンピースで花の名前がついている女性キャラは誰で、どんな由来があるのでしょうか。
調査をしたところナミやニコ・ロビン、ネフェルタリ・ビビなどワンピースに登場する女性キャラの大半に花の名前がつけられていました。
そして花の見た目や、花言葉が名前の由来になっていると考えられます。
ワンピースで花の名前がつく女性キャラの詳細と花については以下の通りです。
- ナミ【スヴェニール・ダン・ナミ】
- ニコ・ロビン【レッドロビン】
- ネフェルタリ・ビビ【ビオラ】
- ノジコ【ノゲシ】
- ベルメール【ベルメール】
- しらほし【白星(シラボシ)】
- レベッカ【アルストロメリア品目のレベッカ】
- ヴィオラ【ビオラ】
- マンシェリー【モンシェリージュレスエリー】
- イム【レナンテラ・イムシューティアナ】
詳しく解説をしていきます。
ナミ
麦わらの一味の頼れる航海士であるナミには花の名前がつけられています。
名前の由来となっているのはスヴェニール・ダン・ナミという花で、花の名前の末尾と花言葉をナミの名前と人物像の一部に使用したと考えられています。
スヴェニール・ダン・ナミには「友人の思い出」という意味の花言葉がつけられていました。
ナミにとっての「友人の思い出」というと母であり友人のようでもあったベルメールさんや、姉だけど友人のように何でも話せたノジコとのエピソードを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
2人との別れはナミにとって辛く寂しいことであったと思いますが、2人の「友人の思い出」がナミの心の支えや強さの源になっていることでしょう。
そしてスヴェニール・ダン・ナミの花は、季節や気温によって花の色が変わる特徴があります。
季節や気温という部分が、ナミの天候を操る力と共通しているようにも考えられますね。
このようにナミには花の名前がついており、スヴェニール・ダン・ナミの花が由来だと考えられています。
ニコ・ロビン
ハナハナの実の能力者であるニコ・ロビンにも花の名前がつけられていました。
名前の由来となっている花はレッドロビンで、ナミと同様に花の名前の末尾と花言葉を使用したと考えられています。
レッドロビンの花言葉は「にぎやか」で、ニコ・ロビンの追い求めていた理想と共通している部分がありました。
麦わらの一味の仲間になる前のニコ・ロビンは故郷や学友、母親など大切なものをたくさんをなくして独りで生きていました。
その孤独はニコ・ロビン自身を蝕んでいき、いつ死んでも良いと思ってしまうほど。
しかし今や麦わらの一味の仲間として、個性豊かなメンバーに囲まれ毎日にぎやかに航海をしています。
そんな様子がレッドロビンの持つ花言葉に共通しており、ニコ・ロビンに相応しい花です。
ネフェルタリ・ビビ
アラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビにも花の名前がついています。
名前の由来となっているのはビオラのビビという品種の花だと考えられています。
花の品種名を名前に使用したのと、花言葉にもビビを彷彿とさせる部分がありました。
ビオラの花言葉には「揺るがない魂」というメッセージが込められています。
ビビはアラバスタ王国のために自らクロコダイル率いるバロックワークスに潜入しましたが、その苦悩は計り知れないものがあったと思います。
当初アラバスタ王国で起きていた裏工作はイガラムが気づいて自らバロックワークスに潜入しようとしていました。
そんなイガラムの身を案じて代わりにビビが危険を顧みずにバロックワークスに潜入したエピソードを思い出すと、確固たる意志を持つ女性だと感じます。
そしてビビはどんなことがあっても常にアラバスタ王国のことを考え、国を愛し続けてきました。
このようなビビの心の強さもビオラの花言葉「揺るがない魂」にピッタリの女性です。
ノジコ
ナミの義姉として登場するノジコにも花の名前がついていました。
由来となっている花はキク科ノゲシで、ノジコの場合は花言葉が名前に大きく影響を及ぼしていると考えられます。
ノゲシの花言葉には「幼き友」という意味があります。
ノジコの「幼き友」というと読者の方の多くはナミを想像するでしょう。
ノジコとナミは血の繋がりがありませんが、姉妹としてベルメールさん亡き後も強く生き抜いてきました。
ナミはノジコに戦地で見つけてもらえなかったら命を落としていた可能性が高かったですし、ノジコもまたナミの明るさが心の支えだったのでしょう。
ノジコにとって「幼き友」であるナミの存在は、ノジコの人生に多大な影響を与えていたと考えられます。
このようにノジコには花の名前がつけられており、ノゲシの花言葉がノジコの人生を表しているようでした。
ベルメール
ナミとノジコの義母であるベルメールさんも花の名前がついていました。
名前の由来となっている花はベルメールで、花の名前と花言葉が名前に使用されていると考えられています。
ベルメールの花言葉は「注目を浴びる」「飾らぬ美」などがあります。
ベルメールさんは太陽のように明るく、ココヤシ村のみんなを巻き込んで豪快に笑っている姿が印象的な女性でした。
そしてナミとノジコを母として大切に育ててきました。
実子ではない子供の母になるということは容易なことではありませんが、ベルメールさんだったからこそナミとノジコは健やかに成長できたのでしょう。
このようにベルメールの花の名前と、花言葉が名前に影響を与えていると考えられています。
しらほし
ネプチューン家の末皇女のしらほしにも花の名前がついていました。
由来となっている花はサボテン科の白星(シラボシ)で、花の名前と花言葉がしらほしの名前に影響を与えていると思われます。
白星(シラボシ)の花言葉は「願いを叶えて」というメッセージがこめられています。
ルフィと出会う前のしらほしはバンダー・デッケン九世から、何度も求婚を受け硬殻塔にこもって過ごしていました。
地上に憧れを持つしらほしにとっては、この軟禁に近い状況が苦痛であり助けてくれる誰かを待つしかありませんでした。
そんな時にルフィたち麦わらの一味が現れて、最後には地上に出る願いが叶えられましたよね。
このようにしらほしはサボテン科の白星(シラボシ)の花の名前や、花言葉が名前に関わっていることが伺えました。
レベッカ
ドレスローザ王国の侍女レベッカにも花の名前がついています。
名前の由来となっている花はバラ科のアルストロメリア品目のレベッカで、花の名前と花言葉が名付けに関わっていると考えられます。
レベッカの花言葉は「友情」「持続」などの意味があります。
レベッカといえば残された少ないお金を使って、ルフィにお弁当を買ってあげたほど人情味があり友達思いな様子が見受けられました。
そしてレベッカは幼い頃に母を失い父もおもちゃに変えられてしまった事情があり、苦しい状況下であったものの懸命に生き抜いていたのが印象的です。
そしてコリーダコロシアムでは体の大きい相手にも屈せず、戦い続けました。
このような相手を思う優しい気持ちや、どんなに苦しい状況下にあっても諦めずに戦い抜く強さと持続力をもつレベッカは花言葉通りの女性です。
ヴィオラ
ドレスローザ王国の王女であるヴィオラにも花の名前がつけられていました。
由来となっている花はスミレ科のビオラで、花言葉がヴィオラの名付けに影響を与えていると予想できます。
ビオラの花言葉には「家庭の幸福」「信頼」といったメッセージも込められていました。
ヴィオラといえばドフラミンゴとの関係が有名ですが、体の関係にあったのはドレスローザ王国の家族の命がかかっていたからではないかと考えられています。
そして心のどこかで悪に染まっている、ドフラミンゴのことを信頼している気持ちもあったのではないでしょうか。
そうでなければドフラミンゴのことをドフィと愛称で呼ばないような気もします。
このようにドレスローザの民を守るため身を挺した行動や、敵であっても心を向けていたヴィオラは花言葉通りの女性です。
マンシェリー
トンタッタ王国の王女であるマンシェリーにも花の名前がついています。
由来となっている花は芍薬のモンシェリージュレスエリーで、花言葉が名付けに影響を与えたと噂になっていました。
モンシェリージュレスエリー花言葉は「はじらい」「慎ましさ」です。
花言葉通りマンシェリーも自分よりも他人を優先するような優しさと気遣いができる女性です。
ただレオに対しては、はじらいがいきすぎてしまったのか逆に強気な一面もありましたね。
このように心優しき王女のマンシェリーもモンシェリージュレスエリーにピッタリの女性でした。
イム
ワンピース世界で最も権力が高いイム様にも花の名前がついていると噂になっていました。
由来となっている花はレナンテラ・イムシューティアナと呼ばれるラン科の花です。
イムシューティアナの「イム」と花言葉が名付けに影響を与えていると考えられています。
レナンテラ・イムシューティアナの花言葉は「熱望」でした。
ネフェルタリ・ビビが欲しいと五老星たちに語っていたり、独自の考えがあってか姿を見たものを粛清したりとイム様からは何らかの大いなる野望を感じる発言や行動が目立ちますよね。
そしてイム様の特徴的な赤い目は、レナンテラ•イムシューティアナの花弁を彷彿とさせます。
このように謎に包まれているイム様はレナンテラ•イムシューティアナの花が名前の由来と考えられています。
ワンピースの女性キャラに花の名前がついている理由やイメージ花との関係は?
ワンピースの女性キャラに花の名前がついている理由や、キャラクター毎に設定されているイメージ花には何か関係があるのでしょうか。
まずワンピースの女性キャラに花の名前がついている理由は、明らかにはなっていません。
女性キャラに花の名前がついている理由に関して、作者の尾田栄一郎先生は特に言及していないからです。
しかし魅力的でつい惹かれてしまう女性のことをよく「花のある女性」といいますよね。
ワンピースに登場する女性キャラは外見の美しさや可愛らしさと併せて、強さと優しさも兼ね揃えていることが多いです。
なので尾田栄一郎先生は読者の方々から愛される女性キャラを創るため、女性キャラクターに花の名前をつけたのだろうと予想できます。
またイメージ花に関しては女性に限らず、男性キャラクターにも設定されていました。
SBS(質問を(S)募集(B)するのだ(S))コーナーにて、たびたびイメージ花についてコメントされています。
例に挙げるとルフィはコスモス、サンジはデルフィニュームという感じでイメージ花が設定されていました。
漫画家はキャラクターを創る時に、あらかじめイメージやモチーフを定めてから描いていく方が多いようです。
なので花の名前とイメージ花には直接的な関係はありませんが、キャラクターを誕生させる際に利用したと考えられます。
ワンピースで花の名前がつく女性キャラにはどんな共通点がある?
ワンピースで花の名前がつく女性キャラにはどんな共通点があるのでしょうか。
調査をしたところ立場や境遇に共通点が見られました。
具体的には以下ような共通点があると噂になっています。
- ワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは王女である共通点がある
- ワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは母親が亡くなっている共通点がある
ひとつずつ詳しく解説をしていきます。
ワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは王女である共通点がある
ワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは、王女である共通点があると言われています。
ネフェルタリ・ビビやヴィオラ、マンシェリーなどが一国の王女だからです。
しかし花の名前がついている女性キャラがすべて王女というわけではありません。
現にベルメールさんやノジコが王女という情報は出ていないですよね。
ただ王女である女性キャラに花の名前がついていることを疑問に思った読者が多かったのでしょう。
このようにワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは王女という共通点がありました。
ワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは母親が亡くなっている共通点がある
ワンピースで花の名前がつく女性キャラの多くは、母親が亡くなっている共通点もあると噂されていました。
現にナミやしらほしなどは母親がいないもしくは、亡くなっている状況です。
母親が亡くなっている共通点があることに関して尾田栄一郎先生が直接語られているわけではありません。
しかし母親が亡くなっている境遇の女性キャラが多いので、読者の間で話題になっていました。
母親が亡くなっている状況は、喪失感や寂しさで心が不安定になることが多いと思います。
しかしワンピースに登場する女性キャラは、喪失感や寂しさを跳ね除けて前に進んでいました。
もしかしたら尾田栄一郎先生は、困難なことがあっても乗り越えていけることをワンピースを通じて読者に伝えてくれているのかもしれません。
このようにワンピースで花の名前がつく女性キャラは、母親が亡くなっている共通点もありました。
ワンピースで花の名前がついていない女性キャラとその理由とは?
花の名前がついていない女性キャラはボア・ハンコックやアン、ヤマトなどがいます。
花の名前がついていない理由は、花以外に名前の由来になっている出来事や人物が存在しているからです。
ワンピースで花の名前がついていない女性キャラの詳細は以下の通りです。
- ボア・ハンコック
- アン
- ヤマト
- ケイミー
- エンポリオ・イワンコフ
ひとつずつ解説をしていきます。
ボア・ハンコック
王下七武海の大海賊であるボア・ハンコックには花の名前がついていません。
イギリスで初めて輪ゴムを発明したトーマス・ハンコックという人物が名前の由来になっている説があるからです
現にボア・ハンコックはゴムゴムの実の能力者であるルフィのことを溺愛していますよね。
トーマス・ハンコックという人物も人生を賭けてゴムについて研究し、開発していたのですから自分の職を愛していたのだと考えられます。
このようにボア・ハンコックに花の名前はついていませんでしたが、輪ゴムの開発者であるトーマス・ハンコックが名前の由来となっていました。
アン
アンは「ROMANCE DAWN」に登場したキャラですが、花の名前がついていませんでした。
アンには物語の重要な立ち位置の名前をつけたため、花の名前がついていないのだと考えられています。
アンというと海賊王ゴール・D・ロジャーの妻であるポートガス・D ・ルージュが、女の子が生まれたらアンと名づけると語っていました。
なのでアンの名前には、海賊王の娘という設定をされている可能性が高いです。
さらにナミ=アンという説もあるくらいなので、アンが花の名前でなくとも深い意味が込められていることは間違いなさそうです。
このようにアンには花の名前がついていませんが、海賊王の娘を意味する名前がつけられていました。
ヤマト
カイドウを父に持つヤマトにはいくつかの花の名前が想像できますが、別の出来事が名前の由来になっている可能性が高いと考えられています。
現実世界の日本で伝承されている出来事の一部がヤマトを彷彿とさせるからです。
ヤマトの出身はワノ国ですが、現実世界の日本に似ていると思われている読者の方は多いでしょう。
そしてヤマトという名前に近しい存在が、日本書紀に記されていると噂になっていました。
それは古代日本の皇族であった日本武尊(ヤマトタケルノミコト)です。
さらに日本武尊はお犬様と呼ばれる白狼に助けられたという伝説があります。
実際に東京都青梅市にある武蔵御嶽神社では、お犬様である大口真神様が祀られています。
ヤマトもイヌイヌの実の能力者であることから、お犬様の伝説も参考にされているのではないかとも噂されていました。
このようにヤマトにはいくつかの花の名前も想像できますが、日本武尊やお犬様伝説が名付けのきっかけの1つであると考えられます。
ケイミー
人魚のケイミーも花の名前はついていません。
ケイミーの名前の由来に関する情報はありませんでした。
ケイミーは不老不死の存在なので、ワンピース世界を解き明かすための重要人物として今後も動向を追っていく必要がありそうです。
このように人魚のケイミーには花の名前や、他に名前のきっかけとなる情報は現在のところありませんでした。
エンポリオ・イワンコフ
カマバッカ王国の女王エンポリオ・イワンコフも花の名前がついていません。
エンポリオ・イワンコフにはモデルとなった人物がいるからです。
その人物は声優で俳優のいまむらのりおさんでした。
作者の尾田栄一郎先生がいまむらさんの名前を間違えて、イワンコフと覚えていたのが名付けの由来だと読者の間では有名です。
さらにいまむらのりおさんはゲイであると公言されており、エンポリオ・イワンコフの性別にとらわれない存在との共通点もあります。
このようにエンポリオ・イワンコフは花の名前がついていませんが、由来となったモデルが実在していました。
【おわりに】ワンピースで花の名前がつく女性キャラは?イメージ花との関係や名前の由来も解説のまとめ
今回はワンピースで花の名前がつく女性キャラは誰なのか、イメージ花との関係や名前の由来も解説しました。
ワンピースで花の名前がつく女性キャラはナミやニコ・ロビン、ネフェルタリ・ビビなどがおり、様々な品種の花や花言葉が名前の由来になっていました。
そして花の名前とイメージ花は直接的な関係はありませんでしたが、どちらもキャラを創造するためのイメージとして設定された可能性が高いです。
また今回記事で紹介した女性キャラ以外にも花の名前がついているキャラがいるので、お好みのキャラについて調べてみても楽しそうです。