
和風のシンデレラストーリーとして人気の漫画「妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~」。
女性が憧れる展開で、続きが気になるという方・ネタバレを知りたい方も多いのではないでしょうか?
このページでは漫画「妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~」のあらすじをネタバレありでまとめました。最終回の結末予想もわせて記載しています。
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画1巻のあらすじネタバレ
華村家に双子として生を受けた灯里(あかり)と比呂(ひろ)。
華村家の双子には力が宿ると伝えられてきましたが、灯里にはその力がありませんでした。
灯里は毎日姉の比呂から嫌がらせを受け、母親からは冷たくされる辛い日々を送っていたのです。
この日も食事を抜きにされ、空腹のあまり庭に実った果実を食べていた灯里。
使用人として扱われ、まともな教育を受けられずにいる灯里は、この家から抜け出す事も出来ないでいる現実に思わず涙してしまいます。
寂しさを紛らわそうと大好きな歌で自分を励ましている灯里でしたが、突如目の前に和装の美しい男性が現れます。
そして男性はハンカチで優しく灯里の涙を拭いながら「泣くな」と告げ、去っていくのでした。
残されたのはハンカチと一通の封筒のみ、彼はいったい何者なのか…?
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画2巻のあらすじネタバレ
九石家(さざらしけ)のパーティに忍び込んだ灯里は、ハンカチの主と出会うことができました。その場で「九石実琴の花嫁になって欲しい」と言われた灯里。
パーティには比呂も出席しており、自分ではなく灯里が花嫁に選ばれたことに激怒します。
実琴のもとから逃げるように帰宅した灯里。案の定、比呂や両親から心無い言葉を浴びせられます。
翌日、比呂が灯里の縁談の日時を早め、すぐに嫁ぎ先へ行くように伝えます。
拒否する灯里に、華村家の3人は「嫁ぐのが嫌なら今すぐ死になさい」と吐き捨てました。
灯里は意を決し…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画3巻のあらすじネタバレ
華村家から灯里を連れ去った実琴。
灯里は、九石家の家臣である天真、紫月、七生と再会します。
連日の出来事に疲れ、孤独を感じていた灯里でしたが、実琴が会いに来ます。
実琴は、灯里と初めて出会った時のことを話し始めました。
話の途中で、安心して寝てしまった灯里。
目を覚ました灯里は、実琴と紫月の話を聞いてしまうのですが、その話の内容は聞いてはいけないような内容だったのです。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画4巻のあらすじネタバレ
比呂は灯里のことを許せず、灯里の居場所が九石家だと田部家に伝えたのです。
一方、実琴と灯里は町を散歩しつつ、2人の時間を過ごしていました。そんな2人のもとに田部家の人間が現れ…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画5巻のあらすじネタバレ
田部家の人間は、実琴とその家臣たちによって取り押さえられました。しかし、普通とは様子が違うことに気づいた実琴と紫月。
その場にいた灯里は自分のせいだと責任を感じ、すぐに出ていくと言います。
灯里の申し出を拒否する実琴。
あの夜、灯里が紫月と自分の会話を聞いていたことに気づいた実琴は、灯里にありのままの気持ちを伝えます。
田部家の失態に気づいた比呂。
比呂のもとに、黒い霧のような存在が姿を現します。
その黒い霧は、比呂に悪魔のようなささやきをするのです。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画6巻のあらすじネタバレ
紫月は、「やはり運命どおり実琴は姉の比呂と結婚するべきではないか」と考えていました。
自分の考えを実琴に伝える紫月でしたが、実琴は断固拒否します。
そんな中、迷いながらも比呂を屋敷に招いた紫月。
紫月は主を裏切り、比呂を実琴のもとに連れて行き…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画7巻のあらすじネタバレ
黒い霧がささやいたとおり、笛の音を奏でた比呂。その笛の音が鳴ってから、屋敷の人間の様子がおかしくなってしまいました。
違和感を感じた灯里ですが、天真と七生の様子が変わっていないことにホッとします。
みんなと同じように玄関に駆け付けた灯里・天真・七生。そこには、九石家の真の花嫁と呼ばれている比呂の姿がありました。
ショックを隠せない灯里は…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画8巻のあらすじネタバレ
九石実琴(さざらしみこと)の命で、姉・比呂の使用人をつとめることになった灯里。
灯里は、紫月から「九石家のため、実琴のためには灯里ではなく比呂を花嫁に選ぶべきだ」と説明されます。
「今までの扱いに戻っただけ」そう自分に言い聞かせる灯里でしたが、涙がとまりませんでした。
使用人の役目を果たしていた灯里は、実琴の顔色が良くないことに気づきます。
しかし、自分のような立場の人間が口を出すことではないと、心の中で葛藤していました。
そんな中、比呂の部屋にお茶を持って行った灯里は、ある光景を見てショックを受けるのです…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画9巻のあらすじネタバレ
比呂の着物がはだけているのを見て、とっさにその場から立ち去る灯里。
灯里が立ち去った後、話をする比呂と実琴でしたが、実は実琴は術にかかっていませんでした。
術にかかったフリをして、比呂の目的を探ろうとしていたのです。
実琴の態度が急変したことに驚きを隠せない比呂。
比呂のやったこと、さらに灯里への態度が許せなかった実琴は激高。正体をあらわにして、比呂を始末しようと襲いかかります。
大きな物音を聞いて、駆け付けた灯里が見たのは…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画10巻のあらすじネタバレ
灯里の前に現れたのはキツネの妖怪は、灯里たちを庇ったときにケガを負っていました。
手当がしたい灯里は、飛んで逃げるキツネの背にとっさにつかまります。
地上に降り立つと、キツネは半妖へと姿を変えますが、その正体が実琴だとすぐに気づいた灯里。
「灯里に怖がられるのでは」と怯える実琴。灯里は、実琴の不安がなくなるように願いを込めて歌を歌います。
すると実琴の傷はみるみる癒えていき、やはり「幼いころに出会った少女は灯里」だと実琴は確信するのでした。
人の姿に戻った実琴は、冷たく接した理由を灯里に明かして謝罪します。
そして黒い霧と比呂の関係がわかったこと、灯里と共に生きる術に近づいたことを告げます。
自分が側にいても実琴が元気でいられる術があること知り喜ぶ灯里は、ある決意を実琴に伝えて...
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画11巻のあらすじネタバレ
九石家の当主には代々アザがあります。それは邪神によってもたらされた短命の呪い。
そして呪いが成就した証として、当主は死ぬと同時に桜の木になるのです。
実琴の父も若くして桜の木になり、12歳で当主を任されることになった実琴。
母も亡くなり、紫月達と家族同然に育てられますが実琴の心は満たされません。
呪いによる衰弱と、当主としての重責から心身ともに限界がきた実琴。
屋敷から逃げ出した実琴は灯里に出会い癒され、また灯里に会うことが生きる糧になったのでした。
灯里が側にいてくれることが一番力になるという実琴は、灯里に歌ってもらいます。
歌声の力で、灯里達はいつの間にかたくさんの蝶に囲まれますが、実琴は蝶にまでヤキモチを焼いて…。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画12巻のあらすじネタバレ
紫月を追いかける天真と七生。
紫月は実琴のことを天真たちに託して、比呂と共にどこかに消えてしまいました。
灯里と実琴が屋敷に帰ると、屋敷の者にかかっていた邪神の術が解けています。
天真たちに、今回の出来事が邪神によるものだったことを説明する実琴。
天真と七生は、実琴の力が込められたアイテムを身に付けていたため、邪神の力に操られなかったとのこと。
紫月にも渡しているものの、身に付けてはいないようです。
消火活動に励む町民たちを労うためにも、桜の宴は中止せずに開催することに決めた実琴。
灯里はその桜の宴で、歌を披露するのではなく、九石伝統の舞を踊ることになりました。
その日はそのまま、実琴の部屋で一緒に寝ることになった灯里。
実琴はベットの中でも灯里に謝って...。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画13巻のあらすじネタバレ
実琴が目が覚めると傷は癒えていました。
実琴は灯里に名前で呼んでほしいとお願いしますが、恐れ多くて呼ぶことができない灯里。
しかし、桜の宴での舞は別名「夫婦舞」と呼ばれ、九石当主夫妻のみが許される踊りです。
灯里が正式な花嫁だと周りに認めさせるためにも、夫婦の息を合わせた舞を踊り、仲睦まじい様子を見せなければなりません。
そのためにも名前で呼ぶことも含め、実琴による厳しい舞のレッスンが始まります。
ある日、実琴は危険な仕事に行くことになります。
実琴が出かけるときに、やっと名前を呼ぶことができた灯里。
名前を読んだだけなのに鼓動の高鳴りがおさまらない灯里なのでした。
一方、実琴のもとには邪神の瘴気に犯された紫月が現れて...
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画14巻のあらすじネタバレ
紫月は実琴によって結界の張られた牢にとらえられています。
桜魂の舞の衣装合わせをしていた灯里は、実琴に頼んで紫月と会うことに。
紫月は灯里に今までのことを謝り、灯里と実琴と和解できたのでした。
あげた数珠を身につけておくように言って出ていく実琴。
実は紫月は肌身離さず数珠を持っており、そのおかげで帰ってこられたのでした...
そして桜の宴当日。
ついに桜魂の舞が行われようとしている時、屋敷には邪神と比呂が入り込んでいます。
九石に奪われた邪神の力を取り戻して、国を自分たちのものにしようと企んでいる比呂たち。
そのためにも実琴を消さなければなりません。
結界を内側から破壊するため、邪神はある人物のもとへ向かって...
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画15巻のあらすじネタバレ
桜魂の舞に見とれる参加者たち。
天真と七生も舞を見ながら、この先何があっても実琴と灯里を守っていくことを誓うのでした。
しかし灯里の両親だけはまだ、灯里が九石家に嫁ぐことを快く思っていません。
そして比呂を九石家に嫁がせるために何か企んでいるようで…
紫月の体を乗っ取った邪神は簡単に結界を破壊。
正気を失った妖魔たちが、祭りの参加者たちに襲い掛かります。
町の結界も破られた可能性が高いため、総出で町民の救助や妖魔との戦闘にあたります。
少し力を使っただけでも具合の悪そうな実琴の身体が心配な灯里。
しかし九石家当主である実琴には、九石の人や町を守る責任があります。
実琴は、絶対に戻ることを灯里と約束して、行ってしまうのでした…
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画16巻のあらすじネタバレ
灯里と七生の前に現れ灯里をひどく侮辱する灯里の両親。
七生が怒っても両親は全く反省しません。
その時、妖魔が襲ってきたため、自分は妖魔を引き留めておくので灯里だけで奥神殿へ行くように告げる七生。
七生は、灯里のことを「家族」と言ってくれました。七生の「家族を守る」という想いを受け取って灯里は奥神殿へ行くことを決心します。
七生を含めた新しい家族の無事を祈る灯里。すると、七生には不思議と力が湧いてくるのでした。
奥神殿へ向かう灯里の前に再び両親が現れ、自分たちも奥神殿に入れろと詰め寄ります。
しかし奥神殿は強い結界に守られた場所で、九石家当主に許されたものしか入ることができません。
両親の態度は段々エスカレートしていき、ついには早くに灯里を殺せばよかったと言い始めて...
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画17巻のあらすじネタバレ
護符の発動を察知した実琴。
同時に強力な光が現れ、妖たちを追い払います。
残っている妖を天真に任せ、実琴は灯里のもとへ向かうことに。
光が灯里によるものだと気付いた邪神は灯里が「真の姫」だと言います。
邪神に反発した比呂は、自分こそが真の姫だと証明することに。
灯里は両親と決別して、実琴の妻として戦うことを宣言。
灯里が歌うと、その歌声と光で両親は苦しみ、身体からは黒い霧が出ていきます。
黒い霧がもうすぐ両親から離れる、という時に現れたのは比呂。
両親は比呂に助けを求めますが、比呂は両親を見限り力を使います。
比呂の力で黒い霧に取り込まれてしまった両親。
そして比呂は、両親ごとその霧を飲み込んで...

やっぱり灯里の歌声にはすごい力があったんですね。
比呂の力もかなり強いですが、もうすぐ実琴が来てくれるはず。
2人で力を合わせて比呂と両親を浄化してほしいです。
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【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画18巻のあらすじネタバレ
両親を取り込んだ比呂は、顔の傷も治り喜びます。
両親が消えたことにショックを受ける灯里のことも、黒い霧で襲う比呂。
灯里を取り込むことで、弁天の加護を受ける姫になろうとしているのです。
しかし妖狐姿の実琴が現れ、助けられた灯里。
灯里は、実琴に言われてまた歌いだします。
比呂はこの光景を見たことがありました。
比呂が初めて見た予知夢と同じ光景だったのです。
予知夢では、歌う灯里と実琴の足元には瀕死の比呂がいました。
予知夢から覚めた幼い比呂は、すぐに本当の弁財天の加護を受ける姫が灯里だと理解して…

比呂もつらい気持ちを抱えていたのですね。
だからといって灯里を虐げていい理由にはなりませんが…
灯里と比呂には和解してほしいです。
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画19巻のあらすじネタバレ
両親は、比呂と灯里のどちらかを音姫にするため、競わせて育ててきました。
灯里と違い要領がいい比呂は、両親からの愛情を一身に受けるように。
しかし灯里に能力が発現すれば、自分が受け取るはずだった愛が奪われてしまうかもしれません。比呂は自分が音姫になるのだと強く決意します。
しかしある日、愚鈍だと思っていた灯里の歌声に能力があることに気付いてしまった比呂。
比呂は灯里の能力を封じ、更に「灯里が厄災の源になる」と両親に嘘をつくことで灯里を疎まれる存在に仕立てあげます。
その後も灯里を下女としてそばに置き、灯里の能力が発現しないよう監視していた比呂。
そこまでしても、比呂は自分が死ぬという悪夢から逃れられず、いつも怯えていました。
そして現在、比呂は力づくで灯里の能力を奪うことにしたのです。
比呂の話を聞いて、「運命に逆らう」という点が自分と似ていると感じる実琴ですが…

比呂は愛してほしかっただけなのですね。
両親が差別することなく、2人ともに愛情を注いでくれていたのなら、仲の良い姉妹になっていたかもしれません。
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画20巻のあらすじネタバレ
比呂は今までのことを後悔しながら消えていきます。
比呂を助けることができなかった灯里は力が暴走。
実琴は灯里のもとに行こうとしますが、発作が起きて痣が広がっていきます。
そこへ現れたのは邪神。
弁財天の加護を持つ音姫は死者を蘇らせる歌を奏でると言われており、その魂は永遠の命を与えると言われています。
灯里を食べて永遠の命を手に入れるつもりの邪神。
実琴は邪神に立ち向かいますが、痣のせいで力が出ず、一方的にやられてしまいます。
しかし灯里が食べられる寸前、邪神の中にいる紫月が内側から邪神を押さえつけます。
自我を取り戻した紫月は、実琴の痣が灯里によって癒されるところを見て…

灯里には死者をよみがえらせる力があるのですね。
比呂や両親を蘇らせることもできるかもしれません!
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画21巻のあらすじネタバレ
実琴は、妖狐の姿になって邪神と戦います。
しかし紫月のことを考えてしまい、とどめが刺せません。
逆に邪神が実琴を殺そうとしたとき、目を覚ました灯里が実琴を守ります。
邪神は灯里に、お前は厄災の源だと言い、自分自身を憎めと言います。
灯里に憎しみの歌を歌わそうとする邪神ですが、それをはねのけて愛の歌を歌う灯里。
その歌は実琴の負った深い傷をも癒します。
灯里は実琴に人を愛することを教えてもらえました。
実琴と出会って幸せだという灯里が放つ光にうろたえる邪神。
その隙に実琴は灯里を桜の庭に連れて行きます。
実琴は、もう灯里に力を使ってほしくないようで...

力を使いすぎると、灯里に何か悪影響があるのでしょうか。
2人で力を合わせて戦ってほしいです。
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画22巻のあらすじネタバレ
灯里を結界の中に閉じ込めた実琴は、その覚悟を心の中に秘めたまま、九石家の当主にのみ言い伝えられてきた妖刀・桜燐火を手にします。
唯一邪神を滅することのできるその妖刀は刀自身に選ばれた者にしか操ることはできず、奥神殿に祀られていました。
幼い頃父を亡くし、邪神の呪いをその身に受け継いだ直後、見知らぬ声に導かれた実琴は奥神殿へと足を向けます。
刀の元へたどり着くと、その声は妖刀・桜燐火を名乗り、実琴に願いを訊ねました。
実琴は千年に渡る九石家当主たちの想いを受け継ぎ、呪いを断ち切ることを願います。
願いが叶った暁には、桜燐火ともども実琴の命も散ってしまうことを予言し、覚悟を問う妖刀。
呪いの連鎖を断つためにはそれもやむなしと、覚悟を決めたはずでした。
灯里との出会いは、その覚悟も揺らいでしまうほどの幸せだったのです。
泣き叫ぶ灯里に実琴は背を向け、桜の木と対峙します。
邪神の心臓が眠る桜の木に向け、刀を振りかぶった実琴。
その瞬間、邪神が現れ阻止しようとします。
紫月の肉体を操っている邪神は、配下の肉体を傷つけることなどできないだろうと高をくくっていたのです。
ところが、実琴は躊躇なく刀を邪神に向けて振り下ろしました。
次の瞬間、紫月の体から邪神が飛び出し、紫月も意識を取り戻します。
桜燐火は、主の願った者と邪神以外は斬れない不思議な刀だったのです。
宿命を受け入れた実琴は紫月に後のことを託し、桜の木に戻された邪神に立ち向かい…。

命がけで邪神を封じた初代九石家の当主と、彼を愛し刀を打ちなおしたという女性の構図は、なんとなく実琴と灯里を思わせますよね。
灯里も実琴を失った後に何か成し遂げるのでしょうか、それとも今度こそ…?
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】漫画23巻のあらすじネタバレ
邪神を滅するために、自らに妖刀・桜燐火を突き立てた実琴。
結界から出られないながらも諦めずに声をあげ続けていた灯里の元へ、簪が飛んできます。
結界を破壊したその簪は、妖刀の破片を使って作られた物でした。
邪神を滅する刀に対し、簪は自身が認めたものにだけ希望を呼ぶという力を発動するのです。
灯里は簪を髪に挿すと、実琴の元へ向かって駆け出しました。
灯里に気づいた実琴は近づくなと大声を上げますが、灯里は実琴の元へとたどり着き、刀の柄に手を掛けます。
実琴を救うために刀を抜くと、邪神は小さな蛇の姿になって恨み言と共に姿を消しました。
邪神を追おうとする実琴を引きとめる灯里。
己が命を捧げなければならないと説得する実琴に対し、灯里は別の方法を探し出してみせると訴えかけました。
九石の本懐を遂げなくてはならないと思い込んでいた実琴は、父の姿を幻視します。
父は、歴代当主の残った力を分け与えるといいました。
不思議なことに、実琴の力が回復していくのと同時に、桜の木々は枯れていきます。
九石の呪いを解くことはできないものの、最後まで希望を捨てないようにと父は諭すように言いました。
幸せを願っているとの父の言葉に、実琴は自分だけ生きて幸せになっていいのかと涙を流して…。

邪神は逃がしてしまいましたが、実琴が無事でよかったです…!
今後、実琴が犠牲にならずに邪神を倒す方法が果たして見つかるのでしょうか?
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】最終回の結末予想は?
最終回の結末は、ハッピーエンドで終わる可能性が高いと思います。
灯里と実琴が結ばれるのはもちろんですが、実琴は運命にあらがいつつも生き延びると思います。
【妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~】原作小説は「小説家になろう」で連載されている?
漫画「妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~」に原作小説はありません。コミックシーモアオリジナルストーリーとなっています。
そのため、「小説家になろう」での連載もありません。
【おわりに】妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~ネタバレと最終回の結末予想まとめ
コミックシーモアで独占先行配信している「妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~」のあらすじネタバレと最終回の結末予想をまとめました。
今後も新刊が出るたびに、ネタバレを随時追加していきます。
「妖狐の旦那さま~大正花嫁奇譚~」は最近流行りのシンデレラストーリーではありますが、灯里と実琴のやりとりには毎度癒されますね。
第1巻~最新話までのあらすじをネタバレありでまとめましたが、絵もきれいなのでぜひ漫画で読んでいただきたい作品です。