サイコパストの事件の中で、軍場蔵人が犯人とされる祝波島(たつなみじま)のネタバレをまとめた記事です。
「サイコ×パスト 猟奇殺人潜入捜査」のなかでも印象的なのか、軍場蔵人(くさば くらひと)が犯人とされていた「祝波島41人殺し」。
しかし、最終的に真犯人(本当の悪)は軍場蔵人ではなく別にいることが明らかになりました。
このページでは、サイコパストの軍場蔵人が犯人とされる祝波島(たつなみじま)のネタバレをまとめています。
【サイコパスト】軍場は祝波島(たつなみじま)で起きた「祝波島41人殺し」の犯人ではない?
サイコパスト作中で描かれている「祝波島41人殺し」の犯人は軍場 蔵人(くさば くらひと)です。
ただし、「祝波島41人殺し」を起こすことになった本当の原因(本当の犯人)は別にいます。
軍場は村人とそりがあわないことが原因で大量殺人を起こした頭のおかしい奴とされていましたが、きちんと感情があり「祝波島41人殺し」を起こすだけの動機がちゃんとあったのです。
【サイコパスト】軍場が「祝波島41人殺し」を起こした原因は?真犯人(本当の悪人)は誰か?
サイコパストで軍場が「祝波島41人殺し」を起こした原因は、村人たちによる村伝統の儀式(宴)です。
軍場の婚約者だった清川 弥恵(きよかわ やえ)は、村の儀式によって殺害されました。
事件の本当の原因・本当の真犯人は村人たちだったのです。
村の儀式は村長や副村長の家系・国枝家が中心になって行っており、儀式で手に入れた内臓を臓器売買組織に流すことによって多額のキックバックを受け取っていました。
村長一家の家が豪邸だったのもこのキックバックがあったからです。
すべてを知った軍場 蔵人は「祝波島41人殺し」を起こし、「幽墳の狂戦士」という呼び名がつく存在となってしまったのです。
【サイコパスト】「祝波島41人殺し」を時系列で解説
サイコパストで描かれている祝波島(たつなみじま)の事件「祝波島41人殺し」を時系列でまとめました。
五代が「祝波島41人殺し」の舞台となった祝波島(たつなみじま)へ
大学の先輩・三上 友輝(みかみ ともき)に誘われ、
- 清川 麻紗(きよかわ あさ)
- 塚原 百合(つかはら ゆり)
- 桐谷 もえ(きりたに もえ)
の3人は祝波島(たつなみじま)を訪れました。
目的はリゾートバイトで、4人は三上のおばあちゃんのもとで寝泊まりすることに。
五代の意識は、そのうちの清川 麻紗(きよかわ あさ)の中に飛びます。
「祝波島41人殺し」の犯人とされていた軍場 蔵人(くさば くらひと)は、村人を殺害後、巨大な肉の塊を作り上げたとされていました。
五代の家族の事件でも肉の巨大な塊が現場に残されており、共通点があることから、五代は何か手がかりが得られるのでは…?と捜査にあたります。
桐谷もえが襲われたのをきっかけに村人総出で軍場を探すことに
村人に聞き込みをしながら軍場のことを探っていた清川麻紗(五代)でしたが、一緒に島に来た桐谷もえが襲われるという事件が起こります。
もえはほぼ無傷で気絶していただけですが、この一件をきっかけに村人たちは軍場を探すことに。
村人総出で軍場を追うなか、麻紗(五代)は軍場にとらえられ、さらに村長の息子・国枝 将王(くにえだ まさお)が殺害されます。
軍場は将王の遺体で巨大な肉のかたまりを作り、村長一家の家の裏にある洞窟の前に置きました。
それを見た村人たちはさらにヒートアップし、「軍場を見つけて殺す」という方針に切り替わります。
事件の真相を知った五代は軍場と手を組む
軍場にとらえられた麻紗(五代)は、軍場の家で1枚の写真を見つけます。
写真には、祝波島のシンボルともいえる立浪草(たつなみそう)が写っていました。
そして麻紗(五代)の荷物にも全く同じ写真が入っており、写真には清川 弥恵(きよかわ やえ)という名前が書かれていました。
写真を見た五代は、
- 清川弥恵が清川麻紗の姉であること
- 清川弥恵が軍場の婚約者であること
という事実にたどりつきます。
そして軍場に清川弥恵のことを打ち明け、協力を仰ぐのです。
軍場が死んだように偽装
麻紗(五代)は、村に駐在している警察官も作戦に巻き込み、軍場が死んだように偽装します。
麻紗と一緒に島に来ていた塚原百合や桐谷もえにも話をして、自分と同じ行動を取るようにと指示していました。
村長宅で出された飲み物を飲んだ一行は気を失い、麻紗・塚原百合・桐谷もえは洞窟へと運ばれました。
村長・副村長の家系である国枝一家が中心となり、宴が開催されます。
宴には麻紗たちを島に連れてきた三上友輝をはじめ、多くの村人たちが参加していました。
眠っている麻紗・塚原百合・桐谷もえの体から内臓を取り出そうとする村人たち。
しかしすべては五代の作戦だったため、軍場や警察官も合流し、一行は島から脱出を図ります。
船は、宴が開かれている間に警察官が村長の家から鍵を盗んで調達。
- 清川 麻紗
- 塚原 百合
- 桐谷 もえ
- 軍場 蔵人
- 警察官
の5人は生きて祝場島(たつなみじま)を脱出し、あとは軍場が国枝将王の件で自首をして一件落着…と思われましたが、ここから五代が予想していなかった展開が起きます。
(詳細は省くので、気になる方はコミックス7巻を購入して読んでみてください!)
「祝波島41人殺し」は「被害者35人の銃乱射事件」に書き換わる
五代が現代に戻ると、「祝波島41人殺し」は「被害者35人の銃乱射事件」に書き換わっていました。
新聞の記事によると、事件の犯人は三上友輝ということになっていたのです。
【サイコパスト】五代が飛んだことで「祝波島41人殺し」は何が変わった?
五代が飛んだことで「祝波島41人殺し」は「被害者35人の銃乱射事件」に変わり、犯人や生存者も変わっています。
事件名
「祝波島41人殺し」→「被害者35人の銃乱射事件」
犯人
軍場 蔵人→三上 友輝
生存者
五代が飛ぶ前は、
- 清川 麻紗
- 塚原 百合
- 桐谷 もえ
- 警察官
が死亡していましたが、五代が飛んだことで生存しています。
まとめ
サイコパストの事件の中で、軍場蔵人(くさばくらひと)が犯人とされる祝波島(たつなみじま)のネタバレをまとめました。
- 軍場蔵人が犯人ではありますが、本当の悪は村人
- 軍場蔵人の婚約者・清川弥恵は祝波島を訪れて、村人たちの儀式(宴)によって殺された
- 婚約者・清川弥恵の真相を知った軍場蔵人が村人への復讐で事件を起こした
- 軍場が肉の塊を作ったのは、村の儀式になぞらえたから
- 村人に指示を出していた黒幕(臓器売買組織)がいる
というのが事件の真相になります。
軍場蔵人は「祝波島41人殺し」の犯人ではありますが、事件を起こさせた原因(本当の犯人)は別にいる…という事件でした。
真相はとても悲しいものでしたね。
それと同時に、最終的に事件を偽装した黒幕の正体が気になります。
今後もこの黒幕は何かの事件に関わってくるのでしょうか?
飛高紫苑の正体もそうですが、祝波島(たつなみじま)の事件の黒幕の存在は、サイコパストの物語に大きく関わる伏線になりそうですね。
以上、サイコパストの軍場蔵人が犯人とされている祝波島(たつなみじま)の事件の真相をまとめました。