
サイコパスト飛高の正体は何者なのか、五代を超能力でとばす目的は何なのか、考察をまとめた記事です。
サイコパストに登場する飛高紫苑(ひだか しおん)は警視総監の息子でありながら、謎に包まれた怪しい人物です。
第1話から怪しい行動をとっている飛高に対し、「正体は何者なの?」と疑問に思っている方は多いでしょう。
この記事では、サイコパスト飛高の正体は何者なのか、五代を超能力でとばす目的は何なのか、ネタバレありで考察を踏まえてまとめました。
結論から言うと、飛高紫苑の正体が何者なのかまだ明確にわかっていません。
しかし、怪しい行動の数々から飛高自身がシリアルキラー(過去や未来から来た)である可能性が考えられるのではないでしょうか。
「サイコパスト」コミック7巻までのネタバレを含みますのでご注意ください。
サイコパスト飛高紫苑(ひだかしおん)の正体はシリアルキラー?何者なのか考察

飛高の正体について、今までに何度も怪しい描写がありましたが、何者なのかはハッキリわかっておりません。
しかし、シリアルキラーに対する興味・執着は異常なものなので、以下のいずれかに当てはまるのではないかと考察しました。
- 飛高自身がシリアルキラー
- 飛高は、五代と同じくシリアルキラーによる事件の被害者
- 単純にシリアルキラーに興味がある(シリアルキラーの心理に興味があって研究している等)
飛高自身がシリアルキラー
真っ先に思いつくのは、飛高自身がシリアルキラーであるという説。
そもそも飛高の行動はとても怪しく、五代も疑うほどです。
シリアルキラーの関連品をコレクションする部屋があったり、「999人」「殺人を止めて」など、まるで飛高自身が人を殺してきたのでは?と思えるような伏線が散りばめられていたり。
もし飛高自身がシリアルキラーだった場合、自分が警察に所属しつつバレないように殺人を犯すスリルを味わっているのかもしれません(「ブルータル 殺人警察官の告白」の主人公がそんな設定でしたね)。
そのため、「過去から未来に来たシリアルキラー」もしくは「未来から過去に来たシリアルキラー」である可能性が考えられます。
飛高は、五代と同じくシリアルキラーによる事件の被害者
飛高も五代と同じくシリアルキラーが絡んだ事件の被害者である、という説。
個人的に可能性としては低そうです。
被害者であれば五代のように、シリアルキラーに対して怒りや恨みという感情を向けるのが普通です。
しかし飛高を見ると、五代が過去を改変したことでシリアルキラーが「死刑→生存」へと変わったことを嬉しそうにしていました。
「シリアルキラーと話せて嬉しい」という感情が伝わってくるので、おそらく飛高が被害者である可能性はないのではと思っています。
単純にシリアルキラーに興味がある(シリアルキラーの心理に興味があって研究している等)
意外とありそうなのが、飛高は単純にシリアルキラーに興味があるという説。
- シリアルキラーの心理を知れて嬉しい
- シリアルキラーが使ったもの(凶器など)をコレクションしている
という点から考えても、飛高はシリアルキラーに異常なほどの興味を示していることがわかります。
ただ、単純にシリアルキラーに興味があるだけなら五代に隠し事をする必要もないので、その点は矛盾が生じますね。
サイコパストの飛高紫苑についてわかっていること

- 警視総監の息子で、第五課の課長
- 超能力を持っている(過去にシリアルキラーが起こした事件の被害者と五代の意識をチェンジさせる)
- シリアルキラーたちが使った道具を保管したコレクション部屋のようなものを持っている
- 五代に何か隠していることがまだある
飛高の過去、なぜ・どうやって警察になったのかなど今までの経歴は不明です。
なぜシリアルキラーに興味を持つようになったのか、そのきっかけについても一切明かされていません。
サイコパストで飛高が五代を使う目的とは?

飛高が五代を使う理由は、以下の3つです。
- 五代がシリアルキラーによる事件の被害者だから
- 五代は何度も資料を読み込み、シリアルキラーによる事件の詳細を覚えているから
- 強い精神力、強い肉体を持っているから
サイコパスト飛高紫苑の超能力はどんな能力?

現時点でわかっている飛高の超能力は、以下のとおりです。
- 過去にシリアルキラーが起こした事件の被害者に五代の意識を飛ばせる(五代と被害者の意識をチェンジさせる)
- どの被害者が五代と入れ替わるかは選べない
- どのくらい過去に飛ぶのかも選べない
過去にシリアルキラーが起こした事件の被害者に五代の意識を飛ばせる(五代と被害者の意識をチェンジさせる)
飛高は、過去にシリアルキラーが起こした事件の被害者に五代の意識を飛ばせます。
正確には、五代と被害者の意識をチェンジさせるので、五代の意識は過去に行き、被害者の意識は未来に行きます。
事件解決後、五代と被害者の意識がもとに戻った際、チェンジしている間の記憶はそのまま残るようです。
どの被害者が五代と入れ替わるかは選べない
飛高の超能力は、「どの被害者と入れ替わるか選べない」ということになっています。
しかし、サイコパストのコミックス7巻「大田区一家殺人事件」にて、飛高は意図的に6歳の子どもと五代を入れ替えたように見えます。
どのくらい過去に飛ぶのかも選べない
飛高の超能力は、どのくらい過去に飛ぶのかも選べないということになっています。
しかし「練馬区監禁連続殺人事件」で、犯人の幸坂潤之介が事件を起こした時代ではなく、幸坂の学生時代に五代を飛ばしたことがありました。
飛高の様子を見ると、飛ばす先を知っていたようにも見えるので、もしかしたら飛ばす年代も意図的に選べるのかもしれません。
まとめ
サイコパスト飛高紫苑(ひだか しおん)の正体は何者なのか、五代を超能力でとばす目的は何なのか、ネタバレありで考察を踏まえて記事内にまとめました。
飛高の正体として考えられるのは、以下の3つ。
- 飛高自身がシリアルキラー
- 飛高は、五代と同じくシリアルキラーによる事件の被害者
- 単純にシリアルキラーに興味がある(シリアルキラーの心理に興味があって研究している等)
回を追うごとに、飛高の怪しい行動が増えていきます。
一番怪しいのは、シリアルキラーの関連品をコレクションしている「秘密の部屋」のようなところですね。
なぜ警視庁にあのような飛高専用の部屋があるのか、警視総監はあの部屋の存在を知っているのか、現時点では謎だらけです。
今後、飛高に疑惑を抱いている五代が、秘密裏に飛高について調べるという展開も考えられます。
まだまだ物語は続きそうですが、飛高の正体が明かされる日が楽しみですね。