漫画「名も知らず」のネタバレあらすじ、最終回結末をまとめた記事になります。
漫画「名も知らず」はオメガやアルファが存在する世界で生きる主人公を描いたヒューマンドラマです。
このページでは、やなぎなぎさんの漫画「名も知らず」のネタバレあらすじを最終回結末までまとめました。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ全巻
漫画「名も知らず」のネタバレあらすじを、最新話まで全話分まとめていきます。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ1巻
シングルマザーの七瀬彩音(ななせあやね)は、子どもの鈴(りん)と2人暮らし。
若くして子どもを授かったこともあり、まわりから噂話のネタにされることもしばしば。
七瀬彩音はΩ(オメガ)、初めての発情期は18歳のときでした。
体が制御できないまま、通りすがりのα(アルファ)に襲われ、子どもを身ごもったのです。
直後にアフターピルをもらおうと思ったものの、発情期がおさまらず病院に行くことができませんでした。
ある日、鈴に熱が出てお迎えの連絡がきます。
病院で診察を受けていた鈴のもとへ向かうと…。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ2巻
18歳のときに襲われたα(アルファ)の人間と再会してしまった彩音。
早く出ていけと啖呵を切ってその場を後にしました。
翌日、まだ鈴が体調不良だったため彩音は仕事を休むことに。
鈴がお昼寝をしたタイミングで、彩音も横になって休むことにしました。
しかし、鈴が「ママ」と呼んで起こそうとしても彩音は起きず…。
18歳のときに彩音を襲った人物は「相馬」という名前でした。
院長である渡辺と話をしようと病院を訪れていた相馬。その病院へなんと鈴がひとりでやってきて…。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ3巻
話し合いの末、3人で一緒に暮らすことになりました。
猛反対する彩音ですが、相馬はせめて鈴の前だけでも普通にするようにと忠告します。
その日から奇妙な同居生活が始まったわけですが、彩音は毎日のように気持ち悪さを感じていました。
鈴と逃げて2人で暮らす方法を模索する日々。
そんななか、彩音の体調に変化が…。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ4巻
発情期の匂いに負け、彩音に触れようとする相馬でしたが、鈴の呼びかけで我に返ります。
特効薬を持ってくるよう鈴に頼んだ相馬。
部屋まで彩音を運び、鍵をかけて休むよう伝えて部屋を出ます。
部屋で休んでいた彩音は、相馬のもとから逃げ出す作戦を思いつきました。
それは、5年前と同じ状況を作って、その証拠をたてに脅すこと。
そのためには、相馬の弱みとなるものが必要でした。
5年前のように、相馬とまた行為をすることを考え、躊躇する彩音。
しかし、鈴と2人で暮らすためなら…と、今まで通りの生活を送りつつ確実に相馬の弱みになりそうなものを見つけていきます。
そして計画実行の日。
鈴は前日から友人のさとみの家で預かってもらうことに。
しかし、相馬が黙り込んだため、計画がバレたのでは…と不安に思う彩音。
あとは計画を実行するだけですが…。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ5巻
発情期でフェロモンを最大限に出して相馬を誘惑する彩音。
特効薬を取りに外へ出ようとした相馬ですが、彩音の誘惑に耐え切れず最後までしてしまいます。
これで計画通りだと彩音が思った瞬間、泣いている相馬とともに5年前の記憶がよみがえってきました。
断片的によみがえった記憶と、相馬の腕を見た彩音は…。
翌日、相馬が家を出た後、家のチャイムが鳴ります。
相手は相馬の父。
相馬の父に呼び出され話をする彩音ですが、途中で相馬がかけつけ、そこで思いもよらない話を聞かされます…。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ6巻
相馬と彩音の出会いは5年前。
一方的に相馬が彩音のことを知っている状態でした。
ある日、大学近くの書店へ行った相馬は、新しく入った人がレジをしているのに気づきます。そのときレジを打ったのが彩音です。
たまたま夜遅くに歩いていた相馬は、書店バイト終わりに彩音に遭遇します。
相馬は、彩音のうしろを距離をあけながら歩いていましたが、ふとした瞬間、彩音が桜を見上げたのです。
その光景があまりにも美しくて、ひとめぼれした相馬。
その日を境に相馬は、彩音が書店でバイトが終わる頃を見計らって後ろを歩いて帰るようになりました。
ある夜、工事中の公園へ入っていくのを目撃した相馬。
自分が後をつけていたのがバレるのが怖くてとまどいはあったものの、何かあってからじゃ遅いと後を追うことに。
すると、彩音が発情していることに気づくのです。
必死で理性を保とうとする相馬でしたが、誘惑したのは彩音の方でした。
アルファである相馬が、オメガである彩音の首を噛むと番いになってしまうため、番いにならないようにと相馬は自分の手首を噛み、必死で耐えますが…。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ7巻
相馬は、彩音の首筋に噛みついてしまったとき(学生時代)のことを思い出していました。
すぐに謝らなければ…と思い、彩音のアルバイト先に向かうも、彩音は既にバイトを辞めていたのです。
何も手がかりがつかめないまま時が経ち、相馬は医者になりました。
しかし、彩音とのあの日のトラウマから、手の震えが止まらなくなっていたのです。
なんとか彩音の手がかりをつかみたいと、学校や元バイト先に連絡先を教えて欲しいと頼み込む相馬。
しかし、迷惑行為で警察を呼ばれてしまいます。
最終手段として父のことを頼ることにした相馬。
しかし、相馬の父は彩音を探すことに猛反対で、逆に彩音の捜索を妨害されます。
その後、相馬が医者として色々な街を渡り歩く中で、彩音と運命の再会を果たしたのです。
彩音のそばにいたい、もう離れたくないと思った相馬は、あえて冷酷な取引を彩音に持ちかけたのです。
一方、相馬と番いになったあの日の真相を知った彩音は…。
相馬も彩音もかわいそうです。
今は不安な展開ですが、ようやく誤解が解けたので、ここから新しい関係を築けるのではないでしょうか。
漫画「名も知らず」 ネタバレあらすじ8巻
「あの日」のすべてを知った彩音は、鈴と一緒に家を出て、小さな町を引っ越しながら生きていました。
相馬と住んでいた家を出てから4ヶ月の月日が経ち、相馬が病院の跡を継いだことをネットのニュースで知ります。
鈴は相馬と別れて暮らすのが悲しいようで、3人家族を見て泣き出してしまうことも。
次に住む町を探していた彩音は、昔住んでいた町に降り立ちます。
その町は、5年前のあの日、相馬と番になった公園がある町です。
公園を訪れ、号泣する彩音。
そんな彩音を見て、どうしていいかわからなくなった鈴も号泣してしまいます。
そこに偶然現れたのは相馬でした。
相馬は、家を出て行った彩音と鈴を探し続けていて、何か手がかりはないかとこの公園を訪れていたのです。
また一緒に暮らしたいことを伝える相馬。
自分が悪いのに全部相馬のせいにしていたことが許せなかった彩音。
最初は相馬の申し出に反発する彩音ですが、最終的にはあの日のことを謝り、相馬とまた一緒に暮らすことにします。
そしてその答えを聞いた相馬は…。
漫画「名も知らず」 最終回の結末はどうなった?
漫画「名も知らず」は全8巻で完結しました。
最終的には、彩音・鈴・相馬が一緒に暮らすことになりハッピーエンドです。
5年前の「あの日」の真実も明らかになり、幸せそうに暮らす3人が見られて良かったです(^^)
最終回までの詳しい経緯が知りたい方は、ぜひコミックスを読んでみてください!
【おわりに】名も知らず漫画ネタバレ!彩音と鈴の生活は最終回どんな結末を迎える?まとめ
コミックシーモアで先行配信中の漫画「名も知らず」最終回までのあらすじをネタバレありでまとめました。
彩音・鈴・相馬の奇妙な3人での生活が始まりましたが、最後はハッピーエンドで完結を迎えました。
第1話ではシリアスで少しダークな印象を受けた「名も知らず」。
最新話が出るたびにあらすじねたばれを追記して追ってきましたが、無事にハッピーエンドを迎えられて良かったです!