「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」の漫画のネタバレ、最終回の結末をまとめた記事です。
コミックシーモアで先行配信している漫画「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」。
悪役令嬢のような妹が、おとなしい姉のことをとある理由から虐げるお話です。
このページでは、漫画「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」あらすじをネタバレありでまとめました。
最終回・ラストの結末予想も記載しています。
漫画・悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~ネタバレあらすじ全話
漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ1話
主人公のウェルミィには、イオーラという腹違いの姉がいました。
ウェルミィは、義姉・イオーラを虐げ、イオーラの婚約者であるアーバインを奪った挙句、卒業パーティの場で婚約破棄を言い渡すよう仕向けたのです。
婚約破棄を言い渡されたイオーラはその後、エルネスト伯爵家のエイデス・オルミラージュ侯爵のもとへ売られることに。
エイデス・オルミラージュ侯爵は美しい見た目とは裏腹に、悪いうわさが絶えない人物でした。
イオーラの末路にほくそ笑むウェルミィでしたが、半年後にある結末を迎えるのです…。
(ここから回想が始まります。)
もともとウェルミィは平民の家系でしたが、母がエルネスト伯爵の愛人だったのです。
エルネスト伯爵の前妻(姉・イオーラの母)が亡くなって、ウェルミィの母が後妻になることに。
最初は仲良く遊んでいたイオーラとウェルミィでしたが、ある出来事をきっかけにイオーラは徐々に家族から虐げられていきます。
ある日、アーバインが婚約を申し出てきました。アーバインが婚約者として指名したのは、イオーラ。
幼い時に見た、美しいイオーラに心奪われていたのですが、現在のイオーラの姿を見て絶句します。
そしていつしか、イオーラとの婚約は破棄し、ウェルミィと婚約する方向で話が進んでいくことに。
婚約者を手に入れたウェルミィでしたが、義姉・イオーラへの執着は消えませんでした。
なぜなら、イオーラが貧乏な男に嫁ぐと支度金が入ってこないため、よりお金持ちの家に姉を嫁がせようと企んでいたのです。
そして、結果的にウェルミィの企み通り、イオーラはお金持ちのエイデス・オルミラージュ侯爵のもとへ嫁いでいきました。
イオーラが嫁いでいって半年後、事態は思わぬ方向へ動き出します。
エイデス・オルミラージュ侯爵とともにパーティーに出席していたイオーラはとんでもなく美しくなっており…。
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漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ2話
ウェルミィ、父、母がみんなの前で断罪されるシナリオは、ウェルミィ自身が考えたものでした。
きっかけは、幼い頃にウェルミィが水の中に落ちて熱を出した一件です。
実は義姉・イオーラのことが大好きだったウェルミィ。
ウェルミィが水の中に落ちたのはイオーラのせいだと責め立てる両親を見て嫌悪感と恐怖を感じていました。
それ以来、理由をつけてはイオーラのことをいびる父と母。
ウェルミィはそんな父と母にうんざりしつつも、止めることができませんでした。
だから、自然な形で自分も姉のことを責めるふりをして、父と母から義姉を遠ざけて守ろうとしていたのです。
イオーラには、侍女のオレイアが一緒にいました。
オレイアは湖の一件以降も、イオーラのことを気遣ってそばにいたのです。
ウェルミィは、そのオレイアの存在すらも利用していました。
ウェルミィが利用した人物はもうひとり、家令のゴルドレイです。
あくまですべての罪はウェルミィ自身にあるように見せ、オレイアとゴルドレイには一切責任がいかないようにしました。
イオーラの髪の毛を染めさせたのも、眼鏡をかけさせたのも、すべてイオーラを守るためにウェルミィが仕向けた計画です。
美しい髪の毛、美しい瞳の色が学園で誰かに気づかれた場合、イオーラに言い寄る悪いやつがいるかもしれない…そうならないために髪の色を変え、眼鏡をかけさせました。
他にも、
- ウェルミィ自身がおかわりすると見せかけて、残した食事をイオーラに届けたり
- 優秀な家庭教師を姉につけるために悪態をついて、家庭教師を代えさせたり
嫌われても破滅してもいいから、すべては姉のためを思って行動してきたウェルミィ。
そしてパーティーで、エイデス・オルミラージュ侯爵の口から今までのことが語られて、ウェルミィの企みどおり断罪されることに…。
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漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ3話
エイデス・オルミラージュ侯爵は、ウェルミィが匿名で送りつけた帳簿から、二重帳簿を見抜きました。
その二重帳簿についてみんなの前で追求します。
そして、帳簿に記載されていた魔導具の一部はイオーラが持っていたのですが、その魔導具には呪いがかけられていた形跡がありました。
呪いをかけたのはウェルミィの父で、呪いのかけられた魔導具でイオーラを殺そうとしていたのです。
魔導具の呪いに気づいて解呪したのはウェルミィ。もちろん義姉のイオーラを守るためです。
魔導具に呪いをかけるのは違法とされており、ウェルミィの父はみんなの前で厳しく断罪されることになりました。
ウェルミィは、エイデス・オルミラージュ侯爵という人物の人格を見抜き、シナリオに組み込んでいたのです。
エイデス・オルミラージュ侯爵であれば、義姉のイオーラを預けるにふさわしい人物だと感じていました。
そもそも、イオーラにはアーバインという婚約者がいたのですが、その婚約者の目をウェルミィ自身に向けさせたのも、アーバインがイオーラにはふさわしくないと判断したからです。
ウェルミィは学園という狭い世界の人間関係をも利用し、イオーラにふさわしい人物が自然と集まるように仕向けていました。
すべては義姉のために…。
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漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ4話
ウェルミィは、義姉・イオーラとエイデス・オルミラージュ侯爵を結びつけるために2つの策を用意しました。
- 匿名で直接エイデス・オルミラージュ侯爵に告発の手紙を送る方法。
- もうひとつは、イオーラのそばにいた男子学生を利用して連絡係として手紙を渡してもらう方法。
ウェルミィは勝率の高い男子学生を利用する策に賭けており、賭けの結果は大成功。
ウェルミィの策略どおり、後日エイデス・オルミラージュ侯爵からイオーラのもとに婚約の申し入れが届きました。
ウェルミィの計画どおり、父はエイデス・オルミラージュ侯爵により断罪されました。
そして、エイデス・オルミラージュ侯爵が次に名指ししたのは母。
しかし、母まで断罪されることはウェルミィの計画にはありませんでした。
ウェルミィの母の罪名は結婚詐欺。
そして、その結婚詐欺の被害者が、ウェルミィに解呪魔術を教えてくれたクラーテス先生だったのです。
クラーテス先生は、エイデス・オルミラージュ侯爵の古くからの友人でした。
ウェルミィは、初めてクラーテス先生に会ったときから違和感を感じていました。その違和感というのは、瞳の色。
クラーテス先生は、ウェルミィと同じ朱色の瞳だったのです。
もともとウェルミィと父は全く似ていなかったため、父親は別の人ではないかと思っていたウェルミィ。
クラーテス先生に会ったウェルミィは、もしかしたら自分の父親はクラーテス先生ではないのか?と思ったのです。
しかし、その気持ちに気づかないようにしました。
しかし、エイデス・オルミラージュ侯爵の話を聞いてクラーテス先生がウェルミィの実の父親だという話しは確信に変わります。
エイデス・オルミラージュ侯爵はさらに重大な秘密を話し始めます。
それは、イオーラの父が前伯爵だということ。
つまり、現在の伯爵(ウェルミィの父)は、ウェルミィともイオーラとも血がつながっていないのです。
現在の伯爵は、前の伯爵が亡くなった際に、前伯爵の妻に交渉を持ちかけたのです。
今後自分を伯爵と認めるなら、前伯爵のこども(イオーラ)を正式に後継者にすると。
つまり、イオーラを利用して、自分が伯爵の地位についたということです。
年齢的もウェルミィが妹、イオーラが姉ではなく、イオーラが妹でウェルミィが姉になるという事実も判明。
エイデス・オルミラージュ侯爵の話を聞き、すべてを知ったウェルミィは、自分を断罪する計画にクラーテス先生(実の父)を巻き込んでしまった申し訳なさでいっぱいになります。
そして、次にエイデス・オルミラージュ侯爵に断罪されるのは自分だと覚悟を決めるウェルミィですが…。
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漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ5話
ウェルミィの婚約者・アーバインは、家督を継ぎたいがために過去に婚約破棄をしていたイオーラに再度婚約を申し込みます。
しかし、そんなに物事が思い通りにいくわけもなく、アーバインも罪に問われることに。
エイデス・オルミラージュ侯爵の発言に激しく動揺したウェルミィは、今まで隠し通してきた「姉(イオーラ)が大好きという感情」を口走ってしまいます。
さらにイオーラのことを侮辱したエイデス・オルミラージュ侯爵に手を上げてしまったウェルミィ。
この世界では爵位が上の者に手を上げるなど言語道断。
ウェルミィはそれ相応の処罰を覚悟していました。
しかし、それよりも「姉(イオーラ)が大好きという感情」がバレたことで頭がいっぱいです。
もう今さら何をしても取り返しがつかないと思ったウェルミィは、自分が考えていたことをすべて話すことにしました。
- 姉がどれだけすばらしい人なのかということ
- 姉にふさわしいのはエイデス・オルミラージュ侯爵だと思ったこと
などです。
そしてウェルミィはもう一つ、自分の気づいたことを話し始めます。それは、「同じ学校に王族が通っている」と気づいたこと。
おそらくこのことに気づいたのはウェルミィくらいでしょう。
イオーラに好意を寄せて近づいていた男子生徒こそが、王族であるレオニール・ライオネル王太子殿下だったのです。
しかし、ウェルミィは王太子殿下のことを信用できませんでした。
なぜなら身分を隠してイオーラに近づいた臆病者だったからです。
ここまで話したウェルミィは、処罰を覚悟しました。
しかしエイデス・オルミラージュ侯爵は、いかなる罪にも問わないと言うのです。
悪いことをしていた人たちを暴きだしたウェルミィ。
その褒美として何か望むものはあるかと聞かれたウェルミィは、姉を救うことだけを願いました。姉を救うためであれば何でもすると。
その言葉を聞いたエイデス・オルミラージュ侯爵は、ウェルミィを妻にすると提案します。
エイデス・オルミラージュ侯爵は、夜会で初めてウェルミィと会ったときから、能力を見抜き、ウェルミィの存在を覚えていたのです。
ウェルミィの「人を見抜く力」には、多くの者たちが気づいていました。王太子殿下たちはもちろん、エイデス・オルミラージュ侯爵、そしてクラーテスや家臣、そしてイオーラ本人までも。
実は、パーティで起こった一連の出来事が、すべてウェルミィの気づかぬところで進められていた茶番だったのです。
そして、ここでエイデス・オルミラージュ侯爵がパーティーの最初に言ったことを思い出したウェルミィ。
エイデス・オルミラージュ侯爵は「婚約者を紹介する」とは言いましたが、その相手がイオーラだとは一言も言っていなかったのです。
つまり、エイデス・オルミラージュ侯爵は最初からウェルミィとの婚約発表をしようと考えていて…。
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漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ6話
別室に今回の関係者が集まり、ウェルミィの真意にどうやって気付いたのかを打ち明けていきます。
自分の正体を見破られたときに違和感を持っていたレオは、その後のウェルミィを観察して何かあることに気付いたよう。
最初はエルネスト家の罪を暴いてイオーラを助けようとしていたレオですが、こっそりとイオーラを保護する計画に変更しました。
それは、イオーラがウェルミィのことも助けたかったから。
ウェルミィを救うには、ウェルミィ自身が告発者にならなければいけなかったのです。
お互いに相手を助けようとしていたことを知り、照れるウェルミィとイオーラ。
オルミラージュ侯爵は、ウェルミィからの手紙を自分へのラブレターと受け取っていました。
そのことを知ってウェルミィは動揺します。
オルミラージュ侯爵と結婚するには身分が釣り合わないことを心配するウェルミィ。
エルネスト伯爵家が取り潰しになればウェルミィは平民になってしまうからです。
しかし、伯爵位のあるクラーテスがウェルミィを実子として認知すると言って…
漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ7話
披露宴の夜。
オルミラージュ侯爵の部屋に入ったウェルミィは、夜伽の相手をさせられるのではと身構えます。
ウェルミィを抱き寄せるオルミラージュ。
ウェルミィはアーバインに身体を許してはいませんでしたが、キスをしたり触れ合ったりはしていました。
アーバインとの触れ合いはおぞましかったウェルミィですが、オルミラージュに触れられるのは、全く違う気分になるのでした。
ウェルミィは、どうしてオルミラージュ侯爵に気に入られたのか気になります。
実はオルミラージュ侯爵も夜会の時にウェルミィに興味をひかれていました。
ウェルミィも、目が合った一瞬でオルミラージュ侯爵に惹かれていたことを認めるのでした。
そして夜会から2年後。
イオーラの筆跡をまねた手紙を受け取った時、これはウェルミィが書いたものだとすぐに見破り、再びオルミラージュ侯爵はウェルミィに惹かれるたのです。
ウェルミィは筆跡がバレていたことを知り、自分ではイオーラみたいにはできないと落ち込みます。
しかし、オルミラージュ侯爵が求めているのはウェルミィのような女性。
ウェルミィはオルミラージュ侯爵にキスをされるのですが…
漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ8話
断罪の夜会の半年前。
オルミラージュ侯爵にウェルミィから預かった手紙を渡しにきたレオ。
王室と親交の深いオルミラージュ家は貴族筆頭の地位にあり、オルミラージュ侯爵は王室よりも権力があるとささやかれる人物。
王子のレオとも対等に話しています。
手紙がイオーラからではなくウェルミィが書いたものだとすぐに気付いたオルミラージュ侯爵。
そしてウェルミィが母親の不貞でできたクラーテスの娘であることにもたどり着きます。
ウェルミィは、自分を含めた家族全員をイオーラが告発したように見せかていました。
そんな気概のあるウェルミィを気に入ったオルミラージュ侯爵。
侯爵はウェルミィの計画に乗った上で、最後はイオーラではなくウェルミィと結婚することを決めます。
レオもイオーラのため、ウェルミィを証人として立証して助けることを決心して…

今回はレオとオルミラージュ伯爵のイオーラとウェルミィへの気持ちを知ることができましたね。
次はイオーラ目線のお話も読んでみたいです!
漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ9話
レオがイオーラに出会う少し前、校舎には父の言葉を思い返しながらため息をつくレオの姿がありました。
“学校では、差別される側の視点から物事を経験することになる”という父の言葉の意味をいやと言うほど思い知ったレオ。
自身の身分を笠に着て他人を見下す生徒たちの中でも、ひときわ目立っていたのがウェルミィとアーバインでした。
ウェルミィについて良い印象を持っていなかったレオは、同じクラスの生徒がこっそりウェルミィを覗き見していることに気づきます。
彼女がウェルミィの義姉・イオーラだと気づき、無性にイオーラと話がしてみたくなったレオ。
昼休みに思い切ってイオーラに声をかけたレオは、イオーラがひと目でレオを王太子だと見抜いたことに驚いてしまいます。
実はイオーラのほうが魔力が強いため、他の生徒にはバレない変化の魔術も彼女には効かないと言うのです。
イオーラと話すうち、ウェルミィとイオーラの本当の関係を知ったレオは…。

レオの中でウェルミィの評価がどんどん変わっていくのが痛快でした!
レオの視点からストーリーが展開されたことで、ストーリーの理解が深まりましたね。
漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ10話
ウェルミィがオルミラージュ公爵邸での生活をはじめてからひと月が経ち、イオーラが公爵邸に訪ねてくることに。
イオーラはエイデスの采配で屋敷に残ったオレイアとゴルドレイ、優秀な秘書官たちとエルネスト邸で生活していました。
久しぶりに再会したイオーラは変わらず美しいままで、ウェルミィはイオーラに髪を梳いてもらうことにします。
イオーラから“ここでの暮らしはどう?”と聞かれ、途端に顔を赤くしてしまうウェルミィ。
それもそのはず、ウェルミィは公爵邸で常にエイデスのそばに置かれ、”甘やかされる”という表現がピッタリの甘い生活を送っていたのです。
食事の時も眠るときも常にウェルミィのそばにはエイデスがいて、その溺愛ぶりは”もしかして弄ばれているのでは?!”とウェルミィが勘違いしてしまうほど。
最近では執務室での作業中にも甘い言葉が送られ、ウェルミィはエイデスがくれた言葉を思い出して赤面してしまうのでした。
そんなウェルミィの表情を見たイオーラは妹が幸せに暮らしていることを感じ取り、ウェルミィは”素直になれていないのは自分だけ”だと気づきます。
そこで、思い切ってイオーラに”レオの好きなところ”を尋ねたウェルミィは、イオーラがレオとウェルミィを重ねて見ていることを知るのでした。
”賢いのに甘えん坊なところがよく似てる”と言われたウェルミィは大いに照れ、はじめて自身が抱えるレオへの思いをイオーラに伝えます。
エイデスに出会う前のウェルミィならけして言わなかった言葉を受け取ったイオーラは、ウェルミィをやさしく抱きしめるのでした。
”レオもウェルミィも同じくらい大切な人なの”というイオーラの言葉を聞いたウェルミィは、イオーラがウェルミィにはじめて会ったときのことを聞いてみることに。
”イオーラが何も思わなかったはずがない”と思い込んでいたウェルミィですが、イオーラはウェルミィのことを悪く思ったことなどありませんでした。
それどころか、はじめて会ったときにウェルミィが言った言葉をずっと覚えているというイオーラ。
血がつながっていなくても自身を愛してくれるイオーラの深い愛情に触れたウェルミィは…。

今回のお話はめちゃめちゃ感動しました。
イオーラとウェルミィ、お互いを思う気持ちが尊いです…!
漫画・悪役令嬢の矜持 ネタバレあらすじ11話
幼いころに母を喪い、周りの子供たちよりも大人びていたイオーラ。
そんなイオーラになんの忖度もなく接してくれたウェルミィは、イオーラにとって誰よりも大切な存在でした。
イオーラはウェルミィの本心にも気づいていて、ウェルミィがイオーラを護ろうとするたびに辛い思いをしていたのです。
その後、学校でレオと出会ったイオーラは“レオにウェルミィを好きになってもらって、アーバインとウェルミィを引き離そう”と考えていました。
しかしウェルミィと同じくらい美しい心をもったレオを利用するのはやめようと決めたイオーラは、レオたちに協力を仰ぐことに。
ウェルミィが魔導卿に惹かれたことを知ったイオーラは、“きっとこの人ならウェルミィを誰よりも愛してくれる”と確信を持っていました。
“ウェルミィが私を愛してくれただけ、私もあなたを愛してたのよ”
と心のなかでイオーラが呟くと、振り向いて微笑むウェルミィ。
穏やかな時間はあっという間に過ぎ、イオーラはレオとともに帰宅の途につきます。
迎えにきたレオの胸に飛び込み、“ウェルミィが私たちのことを認めてくれた”と涙ながらに話すイオーラ。
4年の時が経ち、イオーラもウェルミィが幸せになったのを見届けたことでレオの想いに答えることができたのです。
しかし、このままではイオーラが“王太子妃にふさわしくない”というバッシングを受けるのは分かりきっていました。
そこで、イオーラは超難関の“上位国際魔道士資格”を目指してみたいとレオに話します。
イオーラのアイディアに驚くレオでしたが、実はイオーラが学生時代に記した論文がすでに認められていたため、そこまでハードルは高くないというのです。
あとは一緒に研究したメンバーの許可を得るだけなのですが、“君は君の思うままに進んでほしい”とイオーラのサポートを買って出るレオ。
屈託なく笑うレオを見たイオーラは、自分がウェルミィとレオに救われていることを実感し……。

ウェルミィがイオーラを助けようとしていたことを、イオーラも分かっていたんですね。
レオとイオーラも結ばれたことですし、あとはハッピーエンドへ向かっていくのでしょうか?
漫画「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」 最終回・ラストの結末は?
漫画「悪役令嬢の矜持」はハッピーエンドで終わると予想しています。
小説通りであれば、ウェルミィが悪役令嬢を演じて姉を助けるためにした行動の種明かしから、その裏でウェルミィを手助けしていた人々の行動や心情が描かれるのではないでしょうか。
ウェルミィも中々の策略家ですが、エイデスはもう一枚上手な気がします。
いつからこの結婚披露パーティーでのことを計画していたのか気になりますね。
レオやイオーラが、悪役令嬢を必死で演じるウェルミィをどんな思いで見ていたのかも知りたいです。
「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」の原作小説は小説家になろうで連載してる?
「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」の原作小説は小説家になろうで連載しています。
まだ連載中ですが、ネタバレが気になる方は、小説家になろうで原作小説を読んでみてくださいね。
>>小説家になろうで連載中の「悪役令嬢の矜持〜婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。〜」作品ページはこちら
まとめ
漫画「悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~」の最新話までのあらすじネタバレと、最終回(ラスト)の結末予想をまとめました。
姉イオーラのために自分を犠牲にできるウェルミィには幸せになって欲しいものですね!
今後も最新話が出るたびにあらすじ・ネタバレを追記していきます。